みなさんこんにちは！
加藤です。
第53回全日本大学空手道選手権大会が
昨日、11月23日に大阪市中央体育館で行われました。
私は、前乗りしている母校のチームに、昨日の実業団が終わってから大阪へ追いかけて
合流しました。
この大会は男女の形・組手の団体戦で、大学生のシーズン最後で最高の大会です。
昨年は甲斐先生が主将の帝京大学が前人未到史上初の四冠達成でした。
男子組手は
帝京大学は初戦から準決勝まで全て5勝0敗で決勝まで勝ち上がりました。
決勝戦は、近畿大学を破ってきた荒賀龍太郎を擁する京都産業大学でした。
先鋒戦はナショナルチームにも所属している渡辺大輔選手（2年）が京産大先鋒の同じく
ナショナルチームに所属している谷選手に接戦の末惜しくも負けてしまいましたが、
次鋒戦で豊間根選手（3年）が圧勝で勢いが提供に傾くと
中堅戦で道場にもお手伝いに来たこともある滝川選手（4年）が勝利！
2勝1敗で副将戦、香川師範の次男、香川忠介選手（3年）が3勝目を上げ優勝を確定させました！
残る大将戦では京産大は去年の全日本選手権3位、今年の大学個人組手チャンピオンで
今、事実上日本一の実力を持つ荒賀龍太郎と対する
帝京大学は香川師範の長男、香川幸充（ヒデヨシ）選手（4年）戦という両者ナショナルチーム所属で
さらにその中でもトップ同士の屈指のカードに
会場中の注目も集まりました。
幸充選手が終始、果敢に攻めこみ、崩しからの突き、中段蹴りと二つの技ありを含め6ポイント、対する荒賀選手は蹴りを狙うが決まらず、突きの2ポイントにとどまり、幸充選手が荒賀選手を破り優勝に華を添えました！！！
忠介選手も幸充選手も私が現役大学生だった頃、小学3年生とか4年生で、空手道部の寮で一緒に住んでいましたが、毎日一緒にお風呂入ったりキャッチボールしたり運動会の応援に行ったり小さかったのに
本当に立派になりました。
ちょうど10年前の今日、私たちが4年生で前年度優勝していて、そのメンバーも残っていましたので
優勝候補でしたがまさかの敗退で涙した、同じ大阪で同じ京都産業大学に学生たちがやってくれました。
この大会は東京・大阪と1年交代で開催されますが過去優勝してるのは私たちの時代と永木先生の時代
去年の甲斐先生の時代と3回ありますが一度も大阪では優勝できず準優勝3回でした。
そのジンクスを打ち破り見事2連覇してくれました。本当にうれしいです。
女子組手は
主力の葛西選手（3年）が怪我をしてしまい控え選手もがんばりましたが
準決勝で九州産業大学に1勝2敗で負けてしまい、3位でした。
男子形は
危なげなく決勝戦まで駒を進め、
山梨学院大学がアーナンを、帝京大学がウンスーで対戦、
分解で帝京大学の技の切れは会場に声が上がるみごとなものでした。
判定は結果山梨学院大学が2、帝京大学が3として、帝京大学が2連覇しました！
これも是非、道場の子どもたちに見せてあげたいと思いました。素晴らしい演武でした。
メンバーは、何度か昇級審査などでお手伝い＆演武してくれたこともある坂下翔大選手（4年）と、相馬昻翔選手（1年）、杉野拓海選手（1年）
女子形は
帝京大学は準決勝で青山学院大学を破り、決勝進出。
帝京大学がウンスーを、山梨学院大学がチャタンヤラクーサンクーを演武。
葛西選手が組手の試合でで膝の前十字靱帯断裂しているにも関わらず、強行で出場し
いつも通りの形が出来ず、判定の結果帝京大学が2、山梨学院大学が3として、山梨学院大学に
惜しくも2連覇を阻止されてしまいました。
しかし葛西選手の痛みをこらえながらがんばっていたその姿勢に
私たちコーチも学生も応援団も感動しましたし
優勝よりも大きな拍手で迎えました。
男子組手 優勝
男子形 優勝
女子組手 3位
女子形 2位
素晴らしい結果となりました。
夜はそのまま大阪で祝勝会をしまして夜11時に大型バス2台で出発し
東京（八王子の帝京大学空手道部寮）に朝6時30分に到着でした。
みなさん今日のお稽古、道場でお待ちしております！！
気合いです！！
加藤
